N.M.
シンクワイア株式会社 パートナー・エグゼクティブ・コーチ
一般財団法人 生涯学習開発財団 認定マスターコーチ
上場企業 特別顧問／元代表取締役社長・会長
一般財団法人 理事長
経営と人材育成の両面から、組織を温かく導く実践派コーチ。
推薦コメント
上場企業の経営を長年にわたり牽引し、経営の本質を知る立場からリーダーたちの成長を支えている。
経営者として培った実践知を土台に、プロコーチとしての専門性を融合させ、1on1やグループの場で深い気づきを促す。
組織開発とキャリア開発の両面に精通し、人と組織がともに成長する環境づくりを後押ししている。
人の可能性を信じる温かな姿勢と、経営層から厚く信頼される落ち着きある存在感が印象的である。
略歴
経営企画や事業運営を経て、代表取締役社長・会長として企業経営を統括。
経営と並行してコーチングを学び、幹部や若手への1on1・チーム支援を通じて、組織開発・キャリア開発の実践を重ねた。
現在は特別顧問として経営支援を行う傍ら、エグゼクティブ・コーチとして経営者やリーダーの成長と成果創出を支えている。
コーチを紐解く3つの質問
経営者からコーチへ転じたきっかけを教えてください。
経営者時代、最も難しかったのは「人を育てること」でした。数字や戦略は計画で動かせますが、人は感情で動きます。その経験から、リーダーの成長を支援する仕事に強く惹かれました。
コーチングでは、相手が自分の考えに気づく瞬間に立ち会える。その積み重ねが組織を変えていくと感じています。
私は今も経営者としての視点を持ちながら、人の可能性を信じる立場で関わっています。
経営者との対話で意識していることは？
「聞くことの誠実さ」を大切にしています。経営者は多くの人に話を聞いてもらっているようで、実は“本音を聞かれる経験”が少ない。
私は、相手の言葉の奥にある意図や感情を丁寧に聞き取ります。言葉を急かさず、沈黙を恐れずに待つことで、相手の中から自然に言葉が出てくる。その瞬間に、本人の中で新しい理解が生まれます。
聞くとは、信じて待つことなのです。
コーチングで感じるやりがいは？
経営者が自分の中にある“やさしさ”を取り戻す瞬間です。
強くあろうとするあまり、忘れていた人間的な温かさが戻ると、組織も変わります。
人を動かすのは力ではなく信頼です。コーチングは、信頼の再構築のプロセスだと思っています。
