T.A.
シンクワイア株式会社 パートナー・エグゼクティブ・コーチ
国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ
言葉の奥にある“本音”を引き出す対話の名手。
推薦コメント
上場企業の経営者・役員を中心に100名以上のエグゼクティブ・コーチングの実績をもつ。
深い洞察力としなやかな質問によって、クライアントの思考の奥にある本質的なテーマを浮かび上がらせる。
対話を通じて、経営者が自らの意思を再確認し、判断と行動の軸を取り戻すプロセスを丁寧に伴走している。
人の内面を静かに聴き取り、曖昧な思考や感情を言葉へと変えていくその対話は、経営者にとって思考を整理し、新たな視点を得る貴重な時間となっている。
略歴
大学院で人の思考や行動の本質を探究した後、民間企業にて企画・コミュニケーション関連業務に従事。
その後、エグゼクティブ・コーチとして長年にわたり、経営者や幹部層の支援、ならびに組織変革プロジェクトのマネジメントに携わる。
現在は、経営者や起業家を対象に、深い対話を通じて思考を整え、意思決定と行動の質を高めるエグゼクティブ・コーチングを提供している。
実績
上場企業の経営者・役員100名以上のエグゼクティブ・コーチング
企業の組織変革プロジェクトのプロジェクト・マネジメント
コーチを紐解く3つの質問
経験を通じて培われた“聴く力”は、コーチングにどう活きていますか?
これまでの仕事を通じて学んだのは、人の言葉の背後にある「意図」と「感情」を聴く力です。
経営者の方も、表面的には論理的に話していても、その奥には迷いや不安、あるいは深い願いが潜んでいます。
私は、その層を丁寧に掘り下げるように耳を傾けます。
言葉の中にある“揺らぎ”に気づくと、本人も思いがけない発見をします。
対話とは、情報を交換することではなく、心の内側に光を当てる行為だと考えています。
コーチングの場で最も大切にしていることは?
「間を尊ぶこと」です。沈黙は、何も起きていないようでいて、実は大切な思考の時間です。
人は沈黙の中で、自分の言葉を探し、意味を見つけていきます。私はその時間を奪わないように意識しています。急かさず、整えず、ただ共にいる。
経営者が安心して考えを深められる空間をつくることが、コーチとしての一番の役割だと感じています。
経営者が変化する瞬間は、どんなときですか?
表情が変わる瞬間です。
言葉が整理され、考えが腑に落ちたとき、目の奥に静かな光が宿ります。その瞬間に立ち会うとき、「この方の中で何かが動いた」と感じます。
コーチングは劇的な変化を起こすものではありません。けれど、静かな気づきの積み重ねが、やがて大きな変化を生むのです。

